大阪都構想は潰え去ったのか 八代勝美

 大阪府特別区設置構想(俗称 大阪都構想)については、週刊紙を含むマスメディアは、住民投票で僅少差で反対が多かったことを受けて5月18日の新聞TV は橋下氏の発言・挙動だけを事細かに報道している。しかし、何故 反対票が多かったのか掘り下げて取材していない。私は、都構想 これでついえ去ったと思うのは早とちりとおもう。彼を利用しようと算段している。政党・政治会派は、都構想あきらめてはいないからである。大阪都構想なるもの、それは大阪市が持っている、資産・税源を奪い大阪府に移すことである。特別区設置について大阪市長 橋下氏が説明員として、市内39箇所に赴き説明している。勿論 市長だけでなく、大阪府市 大都市局の職員も説明員として加わっている。
  そもそも、「大阪維新の会」代表者である橋下氏が説明するのであるから、説明に名を借りた「大阪維新の会」宣伝になってしまう。
 市民に配布された「特別区設置協定書について(説明用パンフレット)」(大阪市作成)を読むと、公費で「大阪維新の会」宣伝文書作ったことがわかる。 大阪市長 橋下氏の行状みるには、氏が府知事時節および市長職にあるとき、制定した、教育基本条例、職員基本条例などを点検し、市が安部官邸と繋がっており、彼の発言とは裏腹に、橋下氏は政界から引退することなどあり得ないことを再確認する必要がある。
 橋下氏個人ではなくて、「大阪維新の会=維新の党」との政治闘争は手を緩めず、継続していく必要があると思う。5月18日以降のマスメディアの反応みていると、橋下氏に不利なこと全く書かないからである。



  • 最終更新:2015-06-11 18:13:35

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード