もう一度、「民意」を示す“年”  成瀬裕史

■今年も「国のかたち」を左右する“課題”が一杯

 新しい“年”が明けた。

 昨年は、参院選の“民主惨敗”による「ねじれ解消」と、それに伴う(?)「特定秘密保護法」の成立など、安倍総理を始めとする与党・自民党の「強権的」(?)スタンスに、「民意の敗北」を感じる“一年”であった…。

 この“新しい年”にあっても、「TPP交渉」をはじめ、「集団的自衛権」の憲法解釈など、「この国のかたち」を左右するような“課題”が目白押しである。

 なかでも、「原発の再稼動」については、現在パブコメ中http://p.tl/-Bh8の(締切りは明日1/6まで!!)、新しい「エネルギー基本計画」http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000107000では、
そのP23の「エネルギー政策における原子力の位置付けと政策の方向性」で、
「安全性の確保を大前提に、エネルギー需給構造の安定性を支える基盤となる重要なベース電源として引き続き活用していく」と“明記”されている。
(参照:JanJanBlog「「エネルギー基本計画」見直しに至急パブコメを!/1月6日まで」東井怜記者)http://www.janjanblog.com/archives/106856


■「都知事選」の争点は「脱原発」!?

 持ち前の“強弁”で「自爆」した感のある、猪瀬前知事が辞任した後、新しい東京都知事を決める選挙は、2月9日に執行される。http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/

 こうした中、前回選挙で「脱原発」を訴え、次点となった、前・日弁連会長 宇都宮健児氏が、出馬の意向を示している。https://twitter.com/utsunomiyakenji

 また、最近「脱原発」派に「転向」(?)した小泉元首相が、都知事選出馬を打診され、「細川元首相が出馬なら応援する」と言ったとか言わなかったとかの“怪情報”も流れているようだ…。

 経産省が目論む「原発再稼動」の“本命”は、新潟県の東京電力・柏崎刈羽原発と言われている。

 東京電力の最大の「受益者」は、当然、「東京都民」である。

 現在、東京都内にも、「相当数」の放射性物質が飛散していると言われているが、柏崎刈羽原発は、東京からの地図上の直線距離では、福島第一原発とほぼ「等距離」に位置している。

 「原発再稼動」による電力調達の「コスト」を優先するのか? 負担が増えても「安全」を優先するのか?

 私は、東京都民ではないが、知事選における「脱原発」の争点化と、それを踏まえた「都民の選択」に、今から注目している…。


■沖縄では「辺野古」を左右する「市長選」と「知事選」

 昨年暮れ、沖縄県・仲井真知事の「辺野古埋め立て承認」表明に、私は、「民意の敗北」を切に感じた…。http://www.janjanblog.com/archives/106427

 その辺野古のある名護市では、今年の1月19日に市長選が実施される。

 前回、移設「反対」を訴えて当選した稲嶺・現市長と、「容認」「推進」派が一本化された候補との“一騎打ち”が予想されているという…。

 また、11月には、沖縄県知事選も予定されている。

 名護市民、そして沖縄県民の「選択」にも“注目”である…。


■“地方選”で、もう一度示される「民意」!?

 「ねじれ解消」により、「強権的」(?)スタンスが目に付き始めた政権与党・自民党。

 ー昨年の衆院選、そして昨年の参院選で「民意」は、その自民党に「大勝」をもたらしたが、その「民意」は、自民党に「国の行く末」の全てを「白紙委任」した訳では「決してない」筈である…。

 このままいくと、今年と来年は「国政選挙のない」年が続く。

 しかし、東京や沖縄での地方選では(当然、争点は「ワン・イシュー」ではないだろうが)、「原発」や「基地」に対する「民意」が示されることとなる。

 私は、東京都民でも、沖縄県民・名護市民でもないが、「脱原発」や「反基地」の「民意」を、このように「ネットで取り上げる」ことにより、“応援”していきたいと思う…。

 また、「市民記者」により、大手メディアのような「バイアス」のかかっていない、東京、そとて沖縄の“生”の「民意」を、「聞きたい」と、切に思う…。


(※次のURLに「ご意見版」を張りましたので、よろしかったら、コメント・ご意見を、お願いいたします)http://shiminkisha.bbs.fc2.com/

  • 最終更新:2014-01-19 21:54:38

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