事の本質に迫り得ないマスメディア 八代勝美

安全保障法制、特秘密定保護法などマスメディアは一部を除いて
殆ど真相に迫り得ないま時は流れている。今から65年前に、日米安全保障法が制定されてときも、今と全く変わらない振る舞いをみせた。
 ここでは、1960年 6月17日に大手日刊新聞が、共同宣言「暴力を排し  議会主義を守れ」なるもの公表した。
  産新聞社、東京新聞社、東京タイムス新聞社、日本経済新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞社である。
  それを再録すると驚くべきこと書いている。

   六月十五日夜の国会内外における流血事件は、そのことの依ってきたる所以を別として、議会主義を危機に陥れる痛恨事であった。民主主義は言論をもって争われるべきもの
ものである。その理由の如何をとわず、- - -

   これを読んで、この当時でも知的荒廃が進んでいたものと思わざをえない。
  北海道新聞は、短評で「 よってきたるゆえんを別として、頭痛がするからと頭にコウヤクをはり、腰痛がするからと腰にコウヤクをはるのは藪医者である。政治の医学はターヘル‣アナトミア以前に逆行せねばむならぬのか」と痛烈に批判している。

  今の日本の状況 あの当時からどれだけ違うのてあろうか。

  • 最終更新:2016-07-28 18:10:31

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