手を合わせて心の中から湧いてきたものを答えとする   成瀬裕史

 新しい年が明けた。

 元旦、いつもどおり実家の近くの神社で初詣をした。

 手を合わせ、神様に、この世が平穏な一年でありますよう、
また、家族・縁者が健やかな一年であれますよう、
祈り、願った。


 日本人は無宗教だというが、私をはじめ、盆や正月に、
亡くなった親族や神様に手を合わせ、真剣にお祈りをする者たちには、
信仰心(神や先祖を敬う心)があると思う。

 それを「迷信」と思う人もいるかもしれないが、
私は何の衒いも無く、神や亡き親族に対し、祈り、願う。

 また、「罰当たり」なことをすると、本当に「罰が当たる」と信じている。

 この場合は、神様というより「お天道様」といった方がいいのかも知れない。

 天、お日様は、自然、宇宙、そのものである。

 「罰が当たる」と思われるような行為とは、
「自然の理に背く」行為なのかもしれない。



 この国の「在りよう」が、大きく変わって行ってしまう、
そんな始まりとなりそうな気がしてならない、そんなこの年、

いわゆる特定の宗教を持ってはいないけど、
盆・正月に神や仏にお祈りをするという、
昔ながらの信仰心を持ち続ける人たちが、

神様や仏様の前で手を合わせたときに、
心の中から湧いてきたものを、

自分、そして先祖が住み続けてきた、この国の、
その「在りよう」を決める際の「答え」とする、

そのような行動をとる人が、一人でも多くなっていくには、

何をすればよいのかを考え、そしてそれ実行する、

そんな1年としたいと思う。



 そんなことを思っていたら、佐賀県知事選で、
自公推薦の候補が敗れるというニュースが流れてきた。

 電力会社のやらせ事件を示唆した会談についてはシラを切り、
防衛省からオファーのあったオスプレイの佐賀空港配備を了承し、
その直後の急な衆院選挙に出るため、任期を残し辞任した、
そんな前知事が後継者として指名した候補、

しかも2年前、平成24年12月の衆院選での選挙公約で、
「「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、TPP交渉参加に反対します」と唱えながらも、
あっさりとTPP交渉に参加してしまった自民党、

そんな前知事、自民党が推薦する候補に、
佐賀県民の多くは、信任を与えなかった。


 「お天道様が見てたら罰が当たる」ような振る舞いに対しては、
「手を合わせて心の中から湧いてきたもの」の答えは、
当然ながら「駄目」なのであろう。



 今年の春は、統一地方選。

 地方に在住の、未だに信心から、
神や仏に手を合わす人々が下す判断が、

大きく変わろうとする「この国の在りよう」を、
「引き戻すチカラ」となってくれますように…。


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  • 最終更新:2015-01-12 21:04:07

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