敗戦後 70年 日本・中国・韓国の歴史認識の差異  八代勝美

 世界記憶遺産登録に関連して、日本と中国が対立しています。「南京大虐殺の記録」を遺産登録すべきか否かに関してです。私は、南京虐殺があったことは間違いないのだから、日本外務省は只、安倍官邸の意向を忖度しているに過ぎないと思っています。
 此処では、日本VS中国、日本VS韓国は歴史認識で大きな差異があります。それに比して、韓国と中国は日帝に侵略され反抗したという共通項があります。以下二三 事例挙げておきます。日本の極右( 安倍を含む)は必ず反論していることです。

●  「安重根記念碑の建立」
 韓国の大統領 朴僅恵氏は、中国ハルピンで伊藤博文を暗殺した義士 安重根記念碑を建てることを中国に要望し、習近平国家主席は理解を示したという。1909年 10月26日
安義士が、伊藤を暗殺した時、中国(清国)の袁世凱と孫文は、安の行動称える駿祝辞を送っていた。

●  「大韓民国臨政府上海庁舎」の修復
 中国・上海を訪れていた、朴大統領は、老朽化した庁舎の修復を中国に求め、中国は応諾したという。大韓民国臨時政府については、日本では殆ど知られていないが、中華民国国民政府(蒋介石)は臨時政府の活動支援していたことで知られている。
  南京大虐殺のみならず、平頂山事件なも含めて、日本が中国で何をやってきたのか、知る必要があると思う。

  • 最終更新:2015-10-11 08:31:14

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