橋下大阪市長&竹中平蔵&安倍総理 八代勝美

 大阪市長 橋下徹氏が、大阪府知事時節にぶち上げた「大阪都構想」が壁にぶちあたっている。2013月9に執行された堺市長選で、竹山 修身氏に破れ去ったからである。もともと竹山氏は橋下知事(当時)の応援を得て当選した人である。竹山氏が反旗を翻したのは、2010年2
月 地域政党「大阪維新の会を立ち上げ、大阪市・堺市を解体・消滅させる大阪都構想をぶち上げたことに異を唱えたことに端を発する。大阪府市の場合、2011年11月知事選・市長選で
「大阪維新の会」所属の松井氏が府知事に、橋下氏が市長に当選した。そもそも「大阪都」というもの地方分権改革とは似て非なるものである。甲南大学名誉教授 高寄 昇三氏や立命館大學法学部 村上 弘氏なとからは警告されていたことである。で、堺市で「維新」派が負けたのは、大阪府市統合本部で大阪市解体作業が進行するにつれて、こんなもの堺市に適用することのメリット無いことが分かってきたからである。さて、2012年12月 自公が政権の座に返り咲いた。
  「市場と権力 -改革に憑かれた経済学者の肖像― 」(講談社)には面白いことが書いてある。やや長いが引用する。
 ″ - - - 小泉構造改革への批判をテコに政権奪取した民主党は、迷走に迷走を重ね自滅した。民主党政権時代には不遇をかこった竹中だが、着着と手は打っていた。政界に突如としてあらわれたスター、橋下徹のブレーンにおさまったのは総選挙を目前に控えた時期である。
 「私の目には、橋下氏と、小泉元首相の姿が重なって見えます。どちらも原理原則を貫き、自分の言葉で国民に語りかけることができる政治家だからです」。  かつて仕えた小泉純一郎をもちだし、竹中は橋下を絶賛した。秋波を送られた橋下は、日本維新の会の衆議院選定委員会の委員長を竹中氏に依頼した。 - - - 中略 - - - 候補者選定委員長として討論会に参加した竹中は、日本維新の会からの出馬を希望する落選中の元代議士の前で「自由と規制緩和という意味で、TPPに本当に心から賛成しているかどうかが、ものすごく重要な試金石となる」とTPPの踏み絵を踏むよう迫った。- - -  ″
 この竹中を安倍は「経済財政諮問会議」の民間議員に抜擢使用としたが、閣内にも反対の声があがり「産業競争力会議」の民間議員に落ちついた。安倍内閣は経済特別区を指定しようとしており、首都圏、近畿圏、名古屋圏及び新潟県、沖縄県が候補に上がっている。地方公共団体をバラバラにむし、制御していくには安倍内閣の息のかかった地方公共団体 首長を作っていく必要がある。大阪市長 橋下 徹は打ってつけなのだ。
 国と都道府県・政令指定都市が一糸乱れず、規制改革という規制緩和策を遂行しようとしているのだ。1月の沖縄県名護市長選、2月の都知事選、12月の沖縄知事選など一地方選挙では断じてないのだ。このこと肝に銘じなければならないのだ。




  • 最終更新:2014-01-05 15:11:41

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