誤解招く、大阪市長橋下徹氏の衆議院総務委員会で参考人として発言(配布資料)

大阪市長 橋下 徹氏は、衆議院総務委員会に参考人として出席した。今、総務省(自治行政局)が今国会に提出した、「地方自治法」改正案について意見聴取するためにである(2014.4.24)。当日 橋下氏は、都構想の宣伝の場に利用すべく、『地方自治法改正案に対する見解  ~区長公選制の選択による多様な大都市制度の実現 ~ 』なる資料 委員向けに配布した。今の大阪市は住民自治にそぐわない、規模が大きすぎる、大阪市解体して特別区を置く、なるいつものとおり宣伝にこれ、終始した。ここで、その全容を紹介はしないが、明らかに誤導しかねないことが書いてある。それは大阪市が管理している、道路延長及び市立学校数についてである。橋下氏は、これが多すぎるとし、次のような統計資料出してきた。
◎ 大阪市の人口は『広島県』『京都府』とほぼ同じ規模
◇大阪市所管の学校            ◇大阪市管理の道路
大阪市  520校             大阪市   3,853Km
                        
大阪府      164校 大阪府    1,529Km
府内の市(中核市) 82校 府内の市(中核市) 877Km
   〃(一般市) 22校 〃 (一般市) 206Km

 参考: 岐阜市 70校 参考   岐阜市) 2504Km
 (岐阜薬科大学、市立
女子短期大学、岐阜女子商業
高等学校を含む)

 こういうもの出して、大阪市が過大で、管理能力を超えている、と云いたいのであろう。
 まず、大阪市と大阪府を比較することなど、基準が異なり、無意味である。大阪市は政令指定市として府と同じく、国道(補助国道)、府道を管理している。比較するなら、これと大阪府管理の道路延長と大阪市内分 府道、国道の延長とひかくすべきである。
 当然のことがら大阪市は市道を管理している。大阪市の市道延長 示し他市町村と比較すべきである。例えば人口42萬人、市域面積203平方キロメートルの岐阜市を見れば、大阪市が過大とは言えないからである。

   市立学校数でも、大阪府と大阪市を比較することなど無意味である。学校数を大阪府並みにしようとすれば、大阪市を1/3に分割するということである。

  衆議院総務委員会で委員からこういう疑問 全く提起されなかった。大阪市の解体是非を問う住民投票が行われれば、こういう市民を惑わせる情報出してくると思われる。マスメディアが見抜けなければ、そのまま、報道されてしまう。「大阪維新の会」の宣伝に惑わされないように、監視していく必要がある。

                八代 勝美




  • 最終更新:2014-05-08 13:44:03

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